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チュートリアル
球ピックツールで距離で選択する
距離で選択するには球ピックツールを使うと便利です。Structure Viewで構造を見ながら、マウスで着目する原子近傍に存在するアミノ酸残基を選択することができます。
選択した部分をWorkspaceに取り出せば、その部分だけをじっくり見ることができます。
指定する距離を小さくすることで、構造を見ながら候補となるアミノ酸残基を徐々に絞り込むことができます。
Phosphataseと阻害剤の複合体 (1IT6)(上)から、球ピック機能を使って、阻害剤のリン原子から半径10Å(左)と7.0Å(中央)6.0Å(右)以内の構造を選択し、それぞれWorkspaceA, B, Cに取り出した例です。 距離を小さくすることで、徐々に候補となる構造を絞り込むことができます。
球ピック機能では、クリックした原子からの距離に応じて球状に構造を選択します。ここでは、阻害剤のリン原子(黄色)を中心に選択しています。
球ピックツールで選択するには
1.Structure Viewのツールアイコンから球ピックツールを選択します。
2.マウスで、Structure View上の中心とする原子をクリックします。
3.ドラッグすると中心の原子からの距離が表示されます。
4.指定したい距離でマウスを離すと、中心からその距離以内に存在する原子を含むアミノ酸残基が球状に選択されます。
選択した構造をWorkspaceに取り出して見るには
1.構造が選択されている状態で、メニューのWorkspace > Add into Workspaceから、A, B, Cを選択します。
2.画面をWorkspaceに切替えます。
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